— 彫刻家・東儀悟史 × 日本画家・東儀恭子 —
ワークショップ(約1.5〜2時間)
NEO ROCKプロジェクトに参画しているアーティスト、彫刻家・東儀悟史氏と日本画家・東儀恭子氏による、石とテクノロジー、アートが融合する一日限りの特別ワークショップを開催します。
(本小松石:真鶴 岩本石材提供)
本ワークショップの魅力
- 素材との出会い:真鶴にしかない日本の銘石「本小松石」に直接触れ、作品の一部として使える貴重な体験。
- テクノロジーとの融合:手でつくった粘土の造形がデジタル化され、3Dプリンタで再構築されるプロセスを体験。
- アーティストと一緒に制作:彫刻家・日本画家という異なる視点をもつアーティストと直接関わりながら学べる機会。
- アートとクラフトの橋渡し:日常に置けるインテリアオブジェとしても、記念としても価値ある一点物が完成。
- 親子でも参加しやすい:大人の方はもちろん、子どもたちの自由な発想も大歓迎。夏休みの思い出にも最適です。


step1)まずは粘土で造形
- 動物やキャラクター、想像の生き物など、つくりたい形を自由に表現!
step2)3Dスキャン&プリント
- 自分が作った粘土作品をスキャンして、3Dプリンターで出力。サイズの調整も可能です。
step3)展示鑑賞タイム
- プリントの待ち時間には、湯河原町内で同日開催中の東儀悟史・恭子 両氏の作品展示(美術館・円荘)を自由に巡っていただけます。
step4)本小松石を選ぶ
- 作品の土台となる本小松石をセレクト。色や質感の違いも楽しめます。
step5)仕上げ・着彩
- 石に日本画の絵の具を使って彩色。粘土×プリント×石の融合による唯一無二のアートピースが完成!
東儀悟史
東儀悟史は、関東圏を拠点とする彫刻家であり、金属や石、木材など異素材を用いた立体造形作品を手がけています。彼の作品の主題には、構造と空間、自然物の力強さ、そして内面的な“気配”を捉えた抽象表現が含まれます。特に素材の重さや硬さを活かした造形を得意とし、鉄を中心とした溶接技法や石の切削・研磨を組み合わせながら、見る角度や光によって印象が変化する彫刻作品を展開しています。また、近年は3Dプリンターを取り入れた複合的な表現にも取り組み、現代的な造形アプローチと伝統素材の融合を模索しています。
Biography / Education history
1967年 東京都出身
1993年 東京藝術大学 美術学部彫刻科 卒業
1998年 東京藝術大学大学院 美術研究科 修士課程(彫刻専攻)修了
東儀恭子
東儀恭子は、関東圏を拠点とする日本画の画家兼教育者です。作品の主題には、自然美(動物、風景、花)、自身の経験や記憶、そしてイメージを物語に織り交ぜた動物画(特にペットに焦点を当てた犬草紙)が含まれています。彼女は描く対象である動物などを、そのフォルムを綿密に観察しながらスケッチしています。また、和紙や木板など、さまざまな支持体に日本画の材料を使用して制作しており、そのスタイルは即興のブラシストロークなどにも言及しており、線や『気韻生動』、特有の感覚を表現しています。
Biography / Education history
1969 静岡県静岡市(旧清水市)生まれ
1992 東京藝術大学 美術学部絵画科日本画専攻 卒業
1994 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程日本画専攻修了